おはようございます。本日のデイリーメッセージは、ひのみやまこがお届けします。
隔週木曜は、その時に太陽が移動しているサインのお話とデイリーメッセージの組み合わせ。
今、太陽が移動しているサインは天秤座。
いつもは、その天秤座に関する話を書いているのですが、天秤座くんになりきって、書いてみようかなと思います。
もし自分が天秤座だったらシリーズ
俺の名は天秤。
仕事？仕事は順調。
人間関係？そんなの当たり前でしょ。
そつなく、誰とでも仲良くやれるのが大人の条件だよね。
同じ部署の後輩△△が「天秤さんじつは・・・」話しかけてきた。
「え？隣の部署の人が難しい案件持ってきたって？うーんと、それは、どんな影響があるのかな？」
俺はとっさに自分にどのくらい火の粉がかかるかを計算する。
まずいな・・・俺にも面倒が回ってきそうだな。
そうじゃなきゃ、動かないんだけど、根回しに行っとくか。。
「OK、話してみるよ、〇〇さんだろ？違う案件で関わったし。こっちの負担がないように調整してみる」
「助かります、天秤さん。さすがです」
めんどいことは、先に終わらせておく。
それが仕事がうまく回るコツ。
難題がみえれば先手を打つ。それも相手にあまり不快な思いをさせずにね。
天秤くんは、自分の席を立つと隣の部署の島に近づく。
「お疲れ様でーす。〇〇さん、ちょっと吸いにいきませんか？」
とタバコを吸うポーズを見せる。
「お、天秤くん、なになに？遊びのお誘いかな？」（双子座）
と〇〇さんが（ここからは双子さんとよぶ）時計をみながら席を立ち上がった。
「いやいや、最近話してなかったな？と思って。双子さん情報いろいろもってるじゃないすか？」
天秤くんは人好きのする笑顔を双子に向ける。
双子が情報通だと言われることが好きなこともお見通しでさりげなく持ち上げる。
双子はまんざらでもないという顔で、ニヤニヤしながら天秤に近づき
「またまたー。もう、天秤くんはうまいからなー。じゃ、行きますか」
と二人は連れ立って喫煙室へ向かった。
それを見守る乙女女子。
天秤くんってそつないわよね。。。
でも。なんか信用できないのよ。
潔癖症の乙女さんは天秤くんには距離をもって接している。几帳面な彼女は天秤くんの人当たりの良さの仮面の下の強引さに気づいているのである・・・
喫煙室につくと缶コーヒーを開けつつ、タバコをふかし始める。
双子くんはアイコス派、天秤くんは場合によって使い分ける、今日はアイコス。
「で、なになに？俺に聞きたいことってさ？」双子が興味津々の顔で聞く。
こうなれば、もう半分、調整は終わったようなもんだ。
双子が情報通であることをたたえつつ、彼の自尊心を満足させつつ、その柔軟さを褒めてその気にさせればいいのだ。
「いやぁさ、さっき、△△から聞いたんだけど、あの案件ってどこまで、うちの部署で進めたらいいんだろう？
あんまり、知見がないからさ、迷惑かけてもいけないなって思って。
双子くんのチームだと誰が詳しいの？」
と、あくまでも、そちらのチームに迷惑かけ無いことが目的だということを印象づける。
双子くんは、斜め上を見ながら
「そうだね、それだと、牡羊くんかな。新しいものに目がないからね、彼。詳しいよ」
「なるほど」
してやったりと思う天秤。
牡羊も扱いやすいからだ。ただ、先走りしすぎるところがあるから、それも計算にいれて行動しなければならない。
「双子くんは、あんま詳しくないの？」
「俺はそうだね、さわりくらいかな。」
「双子くんも一緒にはいってくれると心強いんだけどな。調整力とか半端ないじゃん？」
「またまたぁ。天秤くんは乗せるのうまいから、要注意なんだよ」
「けど、興味あるでしょ？その分野。俺もサポートはいるからさ、一緒にやろうよ」
双子の好奇心を刺激しつつ、天秤は双子をそのプロジェクトに参画するように誘導していく。
牡羊だけだと暴走しそうだが、双子をいれとけば、いい緩衝材になるのだ。
「あ、でも部長と一回話をしないとな。」
「それは俺も相談しておくよ。」
天秤座にとって、人を水面下でコントロールするのは得意中の得意なのだ。
あの部長には相談する風に近づいて、いかにも部長が決めたようにもっていけば容易い。
天秤くんの頭のコンピューターは高速に回転してる。
が、顔には一切表さない。
彼がうろたえたり、必死になる姿を部署内でみたことがない。
いつもスマートでクール。
しかしながら、やり手。
人好きのする笑顔で自分の思うように持っていく一面がある。
それを知っているのは、同じ部署の乙女ちゃん。
そして天秤の天敵は、理想主義者の水瓶さん。
「水瓶は、理想ばっか言っててさ、めんどくさいよね」
酔ったはずみで、ふと漏らした一言を乙女ちゃんは聞き漏らさなかった。
必要な話のさわりを終え、このあとの導線まで喫煙室で明確に頭に描きながら
双子くんとたわいのない話に興じる。
「この間の飲み会、つまんなくてさ、天秤くんも来てくれればよかったのに」
「呼んでくださいよー」（行く気なし）
俺は天秤。
コツコツ努力？
そんなの見せるもんじゃないでしょ。
人と対立？
表立ってすることじゃないよね。
俺のモットーは、問題は起こる前に摘み取る。
起きたら、迅速に振り払う。
みんな、あくせくしすぎだよ。もっとスマートにやれるはずなのに。
今日も天秤くんは自分の周りを調整し、居心地良くそして成果も勝ち取りつつ生きている。
あなたの周りの天秤座さんはどんな感じですか？
有能な方、多くないですか？
私の知ってる天秤はそつなくこなす人が多いです。
ちなみに私は、天秤くんが嫌いな水瓶座です。
本日のサビアンからのメッセージ
太陽は天秤座26度から27度へ。
サビアンシンボルは
「頭上を飛んでいる飛行機」
「輝く影響の最中にいる男」
天秤座の第6グループを移動中です。
第6グループは、蠍座への準備段階。
「客観的な知恵を統合して永遠性を備える生き方を手に入れようとする」
がテーマです。
（松村潔著 愛蔵版サビアン占星術）
「客観的な知恵」＝天秤座の理性
「永遠性を備える生き方」＝蠍座が求めるもの
今日のサビアン
「頭上を飛んでいる飛行機」
「飛行機」から地上を見るような視野を手に入れようと頑張っている様を表します。
天秤座は、いろんな人と関わる中で様々な視野を手に入れ公平に生きようとしていました。
ただ、それぞれの立場にたって見ることはできても、俯瞰的視野でみることは苦手だったのです。
それは「永遠性」ともいえる視点です。
木をみて林を見ず。
という言葉がありますが、その逆。
森全体をみて一本一本の木は見ない。
もう一つのサビアン
「輝く影響の最中にいる男」
この「輝く」は太陽で。
飛行機がどんどん高い空の上に行き、ふと上をみると輝く太陽がより身近にあり。
その強烈な体験で一気に意識が変わっていきます。
自分が生きてきた世界とは全く違う宇宙を感じるのです。
人と人との関わりが全てから、宇宙の深淵を考える日常。
蠍座というのは、そういうサインでもあります。
自分の人生観が変わるような経験。
天秤座から蠍座へのチェンジはそれくらいインパクトがあるものです。
本日のメッセージは
視野を変える
です。
自分とは違う視野。
誰かになりきってみる。
ロールプレイングという手法があります。
これは、営業研修やうつ病の治療でのアサーティブ・トレーニングでも行うものです。
自分が経験したとある場面で、自分意外の役割を演じてみることです。
これの効果としては、まず、営業であれば、お客さんの気持ちを追体験できる。
うつ病の場合は、認知が歪んでいる場合があるので、その認知の歪みに気づくためです。
たとえば、これを言ったら相手に負担がかかるのではないかと言葉を飲み込んでそれが自分のストレスになっていたとします。
けれど、相手からするともしかしたら、その言葉を言われても取るに足らないかもしれないのです。
相手の役割を演じてみると
あれ、意外と何も思わんかった
ってなるんです。
だから、視野を変えるってことは大切。
相手の立場にたって考えるのは思いやりでもあるし、多様性の中で生きていく上で必要なことでもあります。
まずは、相手を演じてみる。
そこから始めてみてはいかがでしょうか？
なにかのヒントになりますように。
昨日のメッセージ
久々のもつこさん。少しずつ産休から復帰しているのですね。
まぁ、でも、
それが分かっているなら、一時停止しても大丈夫なのでは？というのが、今日のメッセージです。
テンパらないで、というよりは、テンパるならテンパるでそれは別にOK。
焦るなら焦るでOK。
その根っこにある、「やらなきゃ終わらないって知ってる私」が居るなら、
ちょっとくらい休んでも、あなたは、ちゃんとやりますよ、きっと。
なるほど。確かに。急いでいるときほど、一時停止大事ですね。
一息ついてコーヒー飲んでると思いがけず、大事なこと思い出したり、いいアイデアが浮かんだり。します。
だから、なんだか、立ち止まったり休憩したりしたら、
その成果も遠のいてしまうのではないか。
成果物が少ないことを、誰かに咎められてしまうのではないか。
あるいは、歩みが遅いことで、色んなチャンスを逃してしまうのではないか。
それは思いますね・・・
けど、無理してチャンスを掴んだとしてその先で実力を発揮できないこともありますしね。一つ一つ確実にしっかり達成していくことが大事なんだなって最近よく思います。
もつこさん、ほっとするメッセージありがとうございます！！
明日のデイリーは、るなさんです！お楽しみに。
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