おはようございます。
本日のデイリーメッセージは、ひのみやまこがお届けします。
隔週木曜はその時、太陽が移動中のサインのお話とデイリーメッセージの組み合わせでお届けしています。
そして今、太陽が移動しているサインは山羊座。
今日は、山羊座にまつわるお話をお届けしたいと思います。
人生設計はしっかりと
小さい頃からしっかりしてるねと言われてきて、周りの子達の面倒も当たり前に見てきた。なぜか同級生の中でもいつのまにかお姉さんぽく世話を焼いてしまう。そして、自分の幸せは自分で掴むのは当たり前だと子供の頃から思ってきた。
高校を卒業したあと、大学に進学しそこで、就職に有利な資格も取得。
バイトも就職のために、いくつも掛け持ちしてきた。経験積むの大事。
実家暮らしなので、金銭的に頑張る必要はなかったけれど、社会人二年目には一人暮らしもしたいから貯金もしてる。なにより、留学費用は自分で出したかったし。
「まさえって、将来設計しっかりしてるよね」
大学の学食で、高校からの友人のみきが言う。
「妹さんだっけ?たしか留学するんだよね?姉妹揃って同じ時期に留学するなんて優秀だね」
気遣いの達人のみきは私のことだけでなく、私の家族のことにまでよく気が回る。
けど、妹の話題にはあまりふれてほしくなかった。
「あの子はね、、、要領いいのよ。いつも。」
そう・・・私はバイトで留学費を稼いで計画的に進めてきた。
けれど、2つ下のあの子はいつも行き当たりばったり、同じ12月生まれだというのに、全く気質が違うのだ。
「お姉ちゃん、いつもありがとう。私、いいかげんだから学校に忘れちゃって」
ってニコニコしながら、私の部屋に辞書を借りにくる。
「使ったら、必ずもどしてよね。」
「うん。必ずもどす!ありがとね。お姉ちゃん、頼りにできるから」
そう、そして憎めない、この人懐こい感じ。
この子は誰に対してもそう。気さくにフランクに笑顔ができる。
私には理解できない。
行き当たりばったりなんて、怖くて無理。
それにそんなんでうまくいったとしても、全然うれしくない。
自分の計画通りに物事が進んだときが一番の喜び。
そのためなら、裏工作もするし根回しもする。
先輩をそのために使うし、自分も先輩のために使われることを厭わない。
世の中、そんなに甘くないのよ。
あんな野放図な妹を抱えたら、なおさらにリスク管理しないとね。
スケジュール帳に予定を書き込みながら来月のテスト勉強の進捗を書き込む。
親は先に死ぬんだから、私がしっかりしないとね。妹のためにも。
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今回は山羊座の女の子の話です。
山羊座はやはり、社会に出てからが強いという印象があります。
ずばり、しっかりしている。
いつの間にか、みんなの面倒を見ていたり。
それも自然に。
押し付けがましさがないのが山羊座のすごいところ。
しょうがないわね。
って感じで生まれつきのお姉ちゃん体質。
そして、やはり、石橋を叩いて渡る性質。
山羊座の代表的な有名人としては、徳川家康がいますが、苦労して苦労して我慢して最後に栄光を掴むというタイプも多いです。
華々しくトリッキーに成功を掴むのではなく、地道にコツコツと確実に成功を掴みます。
今回登場した山羊座女子の妹は、射手座の回で登場した女の子。
前回は妹からみた姉、そして今回は姉からみた妹。
火のサインと土のサインはぶつかりやすいのですが、射手座の場合は柔軟宮なので、あの特有の柔らかさと山羊座の面倒見の良さがしっくりいくパターンで描いてみました。
みなさんの周りの山羊座さんはどんな印象ですか?
しっかりされている方、多くないですか?私の周りの山羊座さんはしっかりした頼れる上に人情味あふれる方が多いです!
今日のサビアンシンボルのメッセージ
太陽は山羊座21度。
サビアンシンボルは
「敗北を優美に認める将軍」
山羊座の第5グループを移動中です。
(松村潔著 愛蔵版サビアン占星術)
第5グループは、そのサインのもっとも勢いのある段階です。
この一つ前の第4グループでは、山羊座は蟹座の影響を受けて置き去りにしがちな心の部分を学びました。
心を置き去りにせずに、社会活動を進めていくのが成熟した社会で、山羊座の第5グループは、それを実現している段階です。
土のサインはドライな印象があり、その点で人と軋轢を生むこともあるのですが、山羊座は成熟した土のサインであり、ドライさをもちつつ人情もあるので人望も集めます。
安定感があり、人望のある社会的リーダーが山羊座なのです。
今日のサビアンシンボル「敗北を優美に認める将軍」。
社会に出て「勝つ」ということ、それは「集団社会に参加する意義のうちのごく一面でしかありません」と松村先生はおっしゃいます。
「昔から、物質と精神は逆相になっているという説があり」「その理屈から考えると、集団社会で目に見える戦い勝つというのは、精神面では敗北するという意味になるのです」。
この「将軍」は敗北しましたが、その敗北を素直に認め、その心の高貴さを称えられ、精神的な意味での勝利を得たのです。
「勝つことだけが大切で、負けることは人生の失敗だと考えている人々は、生きることの価値の半分しか理解しておらず、それは人間というよりも一個の機械のような存在といえます」
「こうした人生観は社会を活性化はしますが、同時に人の心を荒廃させます。」
これは、オリンピックにおける商業主義にも現れています。
一昨年の東京五輪では、命よりも競技が優先される面が垣間見られました。
負けるということは実は勇気がいることなのです。
負ける可能性もあるけれど、あえて勝負に挑むことに価値があるのです。
負けるが勝ちというのは、こういうことも意味します。
また、ストレートに勝つことばかり経験していると負け方を知らないがために、負けたときの心理的ダメージからの復活や勝者への敬意の表し方を知らなかったり。
そういう意味で「敗北を優美に認める」ことは社会、そして人間の成熟度を示すことにもなるのです。
本日のメッセージは
負けるが勝ち
です。
負けないように努力を尽くすことに勝ちがあり価値があるのです。
負けることに怖がっていたら、チャレンジはできなくなります。
無難にこなすのではなく、あたって砕けることを選ぶ人生は後悔も多いけれど豊かなものといえるのでしょう(棋士の羽生さんもおっしゃっていましたね)。
なので、自分が人と比べて有利であることばかりに気を取られているのだとしたら、危険信号です。
勝つためにすることは、人生を彩り豊かにしますが、負け方を知らない人はその後の人生が惨めになる可能性が高いです。
負けも楽しめる余裕。
それを持つことが本当の大人です。
なにかのヒントになりますように!
昨日のもつこさんのメッセージ
あまりにも強く強く望むことって、
拳を握り締めたり、歯を食いしばったりしているうちに
なんだか……形を変えてしまってませんか?
執着してしまうんですよね。強すぎる願いは。
もしそうなっていたなら。
もっと気軽に「ソレ」を扱ってもいいんだって許してみて。
気軽というのは、雑に扱うことではなくて、重いものでもふわりと宙に浮かせるように。
握っていると自分自身も不幸になるのはよくわかる気がします・・・
手放せることで、自分自身も周りも幸せになれるのだと思います。
私事ですが、以前の私は、どちらかというと、
「愛」とかこっぱずかしいワード使いたくないわ~と思う方でした。笑。
そうだったのですね、意外でした。
私も無責任に「愛」って言葉は使いたくない人です。今も。
「愛」は大事だと思いますよ。でも「愛」という言葉でごまかす人が苦手なんです。愛があればなんでも許されると思ってんじゃねーよ。的な。
言葉と「愛」に対する冒涜だと思います。
もっと軽く愛を振り撒いてもいいよねと今は思っておりますよ。
大人だ・・・
そういう軽さも必要なんですよね。周りの人に親切にする、それも愛。
もつこさん、身軽になれるメッセージ、ありがとうございました!
明日のデイリーメッセージは、るなさんです。
お楽しみに!
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