おはようございます。
本日のデイリーメッセージは、ひのみやまこがお届けします。
隔週木曜は、その時に太陽が移動しているサインのお話とデイリーメッセージの組み合わせ。
今、太陽が移動しているサインは、牡牛座。
今日は牡牛座のお話をお届けしたいと思います。
牡牛座 三種三様
うちの家族はね、兄貴以外、牡牛座ばっかりなのよ。
と、自転車をこぎながら、武志が言う。
武志は野球部で一緒の友達だ。
高校に入って、野球が好きな僕は軟式野球部があることを知り、部活自体も硬式ほど、厳しくないことを知り、入部した。
髪も坊主にしなくていいし。
そこで仲良くなったのが武志だ。
武志はめちゃめちゃ、運動神経がいい。
なんていうか、飲み込みが速いのだ。
どう身体を動かしたらいいかがすぐに分かる感じ。
僕は、中学の時に硬式野球をやっていたが、軟式野球とは若干、違う部分があり、慣れるまで少し時間がかかった。ボールの投げ方にしろ、打ち方にしろ。
けど、武志は先輩がやっているのをみて、すぐに慣れていた。
武志は隣のクラスで、体育の授業が一緒なのだが、その時も飲み込みが速い。
速いというか、どう身体を動かせばいいかがわかっている感じなのだ。
マット運動とか鉄棒とか、先生の見本をみて、ほぼ一回目で成功させる。
かといって、足が速いとか高く飛べるとかいうわけじゃない。
器用って感じなのだ。
お前、すげぇなって僕から声をかけて仲良くなった。
「武志のうちってさ、みんな運動神経いいの?」
って聞いたら
「うちは、兄貴以外、牡牛座ばっかなのよ」
って答えが返ってきた。
「それがなにか関係あるのかよ」
「関係あると思うんだよな。みんなそれなりに運動神経はいいと思う。兄貴以外は。」
「そんなことあるのかよ。」
そう思うだろ?兄貴はさ、水瓶座なんだよ。理屈っぽくて頑固なところは、うちの家族だなって思うんだけどさ。みんなでスポーツしにいくと、ちょっとワンテンポずれてんだよ。覚えるのが遅いっていうかさ。
ふーん。そんなもんなの?
武志の口から星座の話がでるのも面白かった。
母親はさ、食べるのが大好きで。うちのご飯はいつも美味いんだよ。
で、作るのにこだわりがあるから、外食あんまりしないんだよね。
へぇ・・・
親父はさ、大学の野球部の監督でさ。めちゃめちゃ、勝負にこだわる男で。
身体のメンテナンスも熟知してる。
地域リーグで10年連続優勝してる。
すごいじゃん・・・
あ、でも武志はあんまり勝負にこだわらないよね。
おれはさ、楽しくやれればいいのよ。
そういいながら、こっちにむかってニコッと笑った。
そういう僕は、双子座で。
なんでもある程度はできるけど、職人レベルまでにはいけない。というか、飽きてしまう。
そんな僕と気が合う武志は双子座的でもあるのかもな。気軽に教えてくれるしな。
—
というわけで、小説形式で牡牛座のお話をお届けしました。
牡牛座といえば、やはり身体能力の高さと五感の鋭さ。
スポーツ選手としても優秀な人が多いです。
ただ、私が毎回サビアンで書いているように、同じ牡牛座でもどのグループに生まれたかによって、特性は少しずつ変わってきます。
今回のお話の中のお母さんは牡牛座の始めの方の度数、お父さんは一番勢いがあるグループの度数、そして武志くんは双子座に近い度数。
そんな設定で書いてみました。
みなさんの周りの牡牛座さんはどんな感じな方がいらっしゃいますか?
楽しんで読んでもらえれば幸いです。
本日のサビアンシンボルからのメッセージ
太陽が牡牛座26度から27度へ。
サビアンシンボルは
「ビーズを売るインディアン女」
「成熟したロマンスで求められた女」
牡牛座の第6グループを移動中です。
牡牛座の最後のグループ。
双子座への準備を始める段階です。
双子座は「外に関心を向けるサイン」
牡牛座は自分に集中するサインでしたが、双子座に移り変わるまえに少しずつ外に関心を向けていく傾向が現れます。
(松村潔著 愛蔵版サビアン占星術)
「これはいい意味としては、自分の持てる力を外部に対してデモンストレーションする形であらわれてきます」
牡牛座は不動宮と呼ばれるサインで、良い意味で頑固でこだわりがあるサインですが、双子座に近づくにつれ、その性質が弱まってくるので、すこし余裕がでてくる雰囲気があります。
たとえば、牡牛座は職人が一つ一つ手作りで制作したもの、だとすると、双子座は量産品にたとえることができます。
職人は、基本的には物を売ることよりも自分の作品を作ることにこだわりますが、量産品を作る人は、どうすればそれが売れるか、流通するかを考えます。
今日のサビアンの「ビーズを売るインディアンの女」。
ここで大事なのは「インディアンの女」の人が売る「ビーズ」であること。
これは牡牛座的な資質を表していて、それを「売る」ということは双子座的でもあります。
このことは、自分が属する「共同体的な文化によって自分の生活が成り立つ」ということも表しています。
つまり、個人で完結していた世界から、他者とのやり取りで成り立つ世界へ、意識が移り変わっていることも示しています。
そして、もう一つのサビアン「成熟したロマンスで求められた女」。
今日の二つのサビアンはつながっています。
というのは、物を売っていると常連の男性のお客さんができてそのお客さんに見初められるという話なのです。
「牡牛座的な資産、資質、能力、文化の産物などが新しい出会い」をもたらしたのです。
が、ここで、女性がその男性についていくとなると、自分の属する共同体から離れることになります。
それは双子座的なチャレンジ。
今日のサビアンからのメッセージは
自分の持っているもので勝負する
です。
牡牛座的な発想であれば他に目移りするということはないのですが、双子座的な要素が入ってくると他の人の良い面に目移りする場合があります。
そうなると、自分にはこれがない、あれがない、ないないづくしで、勝負できるものはないと思ってしがいがちなのですが、果たして本当にそうなのでしょうか?
実はそうでもないと思います。
欠点は裏返せば長所になります。その反対も然り。
なにも資格がないのなら、資格がなくても、これまで生きてこれたことを思い出してみてください。
実は、資格があっても仕事につけないことがほとんどです。
医者や弁護士みたいに資格がないとつけない仕事は別ですが。
それ以外の仕事は資格の他に経験が求められます。
求人の条件をみてて最近思うのは、「そんな人材いねぇよ。」
です。
高望みし過ぎなんです、企業側が。
けど、働いている人がその条件どおりの人かというと、そんな条件を満たしている人がいれば求人なんてしないんです。
つまり、いるはずがないような高スペックな人をとりあえず書いてる場合が多いんです。
バカですよねぇ。
そう、バカなんです。
大体、みんなバカ。
そう思ったら、やれる気がしてきませんか?
自分の良さは自分にしかわからないんです。
だからこそ、もっと自分自身に自信をもって、飛び込んでみてください。
なにかのヒントになりますように。
昨日のマメさんのメッセージ
マメさんのリボンルノルマン、とても素敵ですよね。
良いカードってイメージが膨らむカードだと思うのです。
ルノルマンは素敵なカードが沢山あって、その中でもマメさんのカードは占い師さんの想像力をふくらませる素敵なカードだなとデイリーや他の方が使っているのを見ていて感じます。
マヤ暦ではKIN 104 黄色い種×黄色い人×音13
柔軟さをもって新しいことに挑戦していく、こだわりを持つ黄色い種のイメージと、人に共感したり感動したりする黄色い人のイメージ。音13は没頭。
ルノルマンカードはカギと魚
現状を突破してさらなる豊かさにたどり着くような印象。
なにか、こだわっていた部分を柔軟にして、新しい世界が開いていきそうな日ですね!気になっていた事や悩みをあらためて見返してみると、新しい解決法、突破口がみつかりそうです。
マヤ暦、不思議ですよね。私は全くわからないので、いつも興味深く見ています。
現状突破。今一番求めているものだったりします・・・
こだわっていた部分を柔軟にしてというところは、今日のデイリーと似ているなっておもいます。
すごく面白いなといつも思うのですが、その時の太陽の位置がいろんな人の思考に知らず知らずのうちに、影響を与えていること。この時期ならではの発想だなと他の方のつぶやきや、ブログ、発表した作品などをみて感じることがよくあります。
あらためて、自分が悩んでいることを見返すと、逆転の発想が浮かんだり、もうすでに悩みですらなくなっている時もありますね。
時間薬って大事だなって思います。
悩みを寝かせることも必要ですよね。
マメさん、いつもわかりやすく、心にストンと落ちるメッセージ、ありがとうございます。
明日のデイリーメッセージは、ココさんです。お楽しみに!
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