おはようございます。
本日のデイリーメッセージは、八重森るながお届けします。
今日は私、実は宇宙船の中から書いております。
たまたま申し込んだ地球周回旅行に当選したので、来てみたんです。
うーん、やっぱり綺麗ですね、地球。
記念写真も撮ってもらいました。
この写真では地球が青くは見えていませんが、これもまた美しい景色でしたねえ。
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…えーっと、エイプリルフールは毎年苦手な私です💦
いつも面白いネタを思いついてやろうと思ってはスベッています。
皆様にはいかがお過ごしでしょうか?
…というわけで(ほんともう、ごめんなさい)、今日のメッセージです。
ルーン占いって?
今日は、新年度なので、ルーンの説明から始めます。
ルーンって、なんか神秘文字とかファンタジーっぽいとかそういうイメージがありますが、実は古代北欧で実際に使われていた文字です。
カラパイアの記事( https://karapaia.com/archives/52231119.html )よりお借りしました。
この写真の櫛が現存する最古のルーン文字であるらしく、「Harja」って書いてあります。ハーリヤでしょうか?名前っぽいですが、これが何を示す言葉だかはわかっていないようです。
この櫛は2世紀ごろのものなので、少なくともその頃にはルーン文字は出来上がっていました。
このように、実際に使われていたルーン文字ですが、一つの文字に一つの意味がついています。
例えばFを表すフェオには「家畜」という意味、Uを表すウルには「野牛」というように…。
そして、それが古代に占いに使われていた証拠は、実は見つかっていません。
占いに使われていたとして、道具はみんな朽ちてしまっているのでしょう。使われていたのかどうか、と言われると、学者さんの中には否定的な見方をする人もいます。
ただ、どこの国でもそうなのですが、古代において文字は一部の特権階級の人しか知らない知識でした。政治家や神官、一部のお金持ちなどしか知り得ない情報です。
「rune」って「秘密」って意味があるんです。
知っている人の中に神官が入っているとしたら、当然占いには使われたと考えるのが筋です。
「ゲルマーニア」という、1世紀ごろのゲルマン人の習俗などが書かれた本によると、ゲルマン人たちはこんなことをしていました。
果樹から切り採られた若枝を小片に切り、ある種の印をつけて、これを無作為に、偶然にまかせて、白い布の上にバラバラと撒き散らす。ついで、もしこれが公の占いである場合はその邦のひとりの司祭が、私に行なわれるときは家長自身が、神に祈り、天を仰いで、一つまた一つと取り上げること三たびにして、取り上げられたものを、あらかじめそこにつけられた印に従って解釈するのである。
この「ある種の印」は、これを書いたローマ人であるタキトゥスにはわからなかったのかもしれませんが、ひょっとしたらルーン文字だったのでは?という解釈ができます。
もしそうだとしたら、ルーンを占いに用いていたのかもしれませんね。
現在の形のルーン占いは、近代になってから占い師によって紹介され、広まりました。
今日のテーマ
というわけで、ルーン占いです。
今日のテーマをルーンに聞いてみましょう。
テーマルーンは、こちら。
「ベオーク」が出ました。
これは「白樺」を表すルーン。
白樺って、山のお母さんみたいな役割を果たすんですって。
山火事などで森が消えてしまった時に、一番最初に生えてくるのが白樺。この木が育って、陰を作り、下草が生えて、やがて他の木が育って雑木林になる。
他の木々よりも短命な白樺は、雑木林ができた頃に枯れていくのだとか。
なので、白樺の意味を持つルーンには、母性だとか、育てるといった意味が入ってきます。
また、「最初にやる」みたいな意味もあります。
こんなルーンが出た今日は、何かを始めてみたくなるとき。
4月1日ですしね。桜もたくさん咲いていますし、実際にそんな気持ちになると思います♪
今日のアドバイス
それでは、どんなことを始めてみるといいのかな。
二つのルーンで見てみましょう。
アドバイスは、「ベオーク」と「ウィン」。
あら、またベオークが出てきた。
ひょっとしたら、何かを育てるとか、そういうことをやってみるといいのかもしれません。
または、自分を育てるという意味で、新しい習い事を始めてみるとか。
新社会人や、新しい環境に身を置く人は、これからの自分に投資する意味で新しい環境に即したお洋服を新調してみたりするのもいいですね。
そして、その右隣のルーンは「ウィン」。喜びのルーンです。
他との比較とか、客観的にみて何が、みたいな視線は必要ありません。
自分が「心から」嬉しいと思うことをやってみてください。
前からやってみたかったんだ、でも私なんてもう年齢的にそれにチャレンジするのは無理…みたいに思っていることがあったとしたら、「今が一番若い時!」今チャレンジしなくていつするんです!って感じです。
今日のギリシャ文字
さらに、ギリシャの神様からも一言。
ギリシャ文字オラクルカードを引いてみます。
このカードは、ギリシャのある神殿から発掘された、陶片に書かれたギリシャ文字のアルファベットと、対応する詩が書かれた石碑から再現された占いなのだそうです。
時代は遅くとも紀元前4世紀。ルーンが紀元2世紀ごろなので、それよりずっと古いものです。
なんでも、人々が神殿にお参りしたあと、日本におけるおみくじのようにこの陶片をひいたのだそうです。そして、それを巫女の元に持っていくと、巫女が石碑に書かれた詩を読み上げてくれるのだとか。
「ギリシャ文字占いカード」©️芳垣宗久/小澤摩純
今日のギリシャ文字はM(ミュウ)。
対応する詩は、
「苦労すれば、それだけ素晴らしい変化が起こるだろう」
古代ギリシャ人は、苦労が大好きです(本当か?)。
だって、オリンピックを作った国だもの。努力とか汗とかの美しさが大好きな人たちだったのでしょう。
それはともかく、苦労や努力には、やっぱり全世界共通して尊さを感じるものだと思います。
このカードは、努力は報われるよ、と言っています。
今日のひとこと
ルーンとギリシャ文字、合わせて考えると…
多少の苦労は伴っても、自分が楽しい!って思えることを始めてみよう!
自分が成長することをなにか始めてみるのにぴったりのタイミングです。
ダイエットなども「自分育て」になるでしょうし、いいかもしれませんね。
前を向いて、やる気出して、頑張ってみましょう!ただし、自分が心から喜べること限定!
昨日のふりかえり
昨日は、伊藤李桃さんからのメッセージでした。
今日は「逆転の発想で、失ったものばかりではないと気付く」日。
これは、なかなかいろいろ考えさせられる日です。
昨日はどんな日だったかなあ…一昨日ものすごい働いて、ぐったりと半日寝たきりだった日だ笑。
そういえば、北欧神話の主神オーディンも世界樹ユグドラシルの木に自らを吊ることで(あれは首だったかな?)、ルーン文字を得たという伝説もあります。
私の大好きなオーディンの伝説が出てきた!
こう、なんていうか、ただの知識変態(神様に向かって…)のオーディンさん、知識を得るためには自分を木に吊るして死にかける(北欧の神様は不死身ではないのです)は、巨人に片目を差し出すは、なんでもやっちゃいます。
フツーに考えたら「え、自分を差し出しても知識って欲しいもの?」的に考えたくなるところですが、そこがオーディンさんの違うところ。
大喜びで知識を得ています。
即ち、「捉え方1つで現実ってどうにでも変わるんですよ」ということを、今日の逆さ吊りの男は伝えています。
今日はたとえ逆境にあるように感じても逆転の発想があなたを助け、必要以上にネガティブにならずに済みそうです。
まさにこれなのかもしれませんね!
私もぐったりと寝ていましたが(頭を使いすぎると、本当に睡眠が必要になるらしく、全部で12時間ぐらい眠り続けていました…)、その後スッキリとしていました。
半日無駄になってしまったと言えば言えるけど、それもまた収穫なのかもしれませんね。
李桃さん、ありがとうございました。
☆☆☆
明日は、天羽ココ。さんのメッセージです。
どうぞお楽しみに☆
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